必須!会社を売る前に「会社訪問」で生情報をゲットしよう

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あなたが会社エグジット(第三者への売却)で交渉の場にいるとしましょう。
交渉する時に、やってはいけないNGルールは何だと思いますか?

どんな交渉をするか、事前にシミュレーションしておくことをお奨めします。

次にあげるポイントは、私の経験、会社エグジットした社長仲間たちの経験を通して得たものです。

シリーズでお届けしています。
参考にしてください。

◇交渉時のNGルール⑦/会社の実態が見えない

☆実体のない会社は、訪問を嫌うものと心得よう

相手の社長と会う場合、ホテルのミーテングルームだったり、レンタルの会議室だったり、会社とは違う場所を使用するケースが多いようです。

社内外にはクローズの話なので、これは当然の選択肢でしょう。

ところが、こちらが会社訪問を要望しても、曖昧なまま。なかなか訪問できないという状態が続いているとします。

先方からも、こちらの会社への訪問の要望は特にありません。

あなたは、どうしますか?
最終的に、互いの会社を見ることなく契約を結びますか?

30年間、中小企業の人材採用の仕事をしてきた経験からすると×です。

この交渉ごとを求人広告の営業に例えるならば、実態のはっきりしない会社➡求人広告の掲載をお断りする可能性が高い会社として、用心しながら対応します。

こっそり訪問してみると、そのビルには別の会社が入っていたり、社員がひとりもいなかったりすることがあるからです。予想どおり、実体のない会社というケースが多かったのです。

今は、オンライン営業が当たり前になってきていますから、さらに注意する必要があるかもしれませんね。

☆生の情報があれば、お互いYES・NOの判断がつけやすくなる

お互いに、会社訪問し合うことを約束しましょう。

どんな社員がいて、どんな対応をしてくれるのか、社内は活気があるのか、静かなのか、社員に声をかけて反応を見るのもいいでしょう。

まだクローズな段階だから、顔を知られない方がいいのでは?・・・そう懸念する方もいるでしょう。しかし、大丈夫です。

取引先であるとか、同じ団体で活動する社長仲間であるとか、便宜上、そのようにして公言して訪問すれば、何ら問題ありません。

生の情報でしっかり相手の会社の実態を把握しておくことをおすすめします。

刑事や探偵の真似事になってしまいますが、相手の評判を、ご近所、同業、仕入先などから入手するのもいいですね。

一生に一度の大事な交渉事です。
検討する上で、生の情報は貴重。YES、NOの判断がつけやすくなります。

あなたの方も同じです。
会社をしっかりと見せ、その価値をしっかり生の情報で示しましょう。

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