戦後最大!コロナ禍によってCO₂が圧倒的に減少した不思議。

earth-clean

世界の二酸化炭素(CO₂)の排出量が、今回の世界的なコロナウイルス対策で、第二次世界大戦以来、最も減少したこと、知っていましたか?

2020年12月の科学ジャーナル『Earth System Science Data』に、そのことが記載されました。

2009年のリーマンショックによる景気の後退で排出減少量が5億トン、第二次世界大戦末期の排出減少量が10億トン。
それに比べ、今回のコロナ禍の排出減少量は、既に24億トンに達しているのです。

この結果を見て、あなたはどう思われますか?

・いかに人間が地球を汚してきたか。
・人間の活動を抑制すれば、CO₂は一挙に減る。

私は、この2つを、驚きをもって知ることができました。

でも、人間の活動を制限しようと言っているわけではありません。

・ムダなCO₂の排出を減らしていく。
・人間の科学技術の叡智を集め、CO₂の排出量を減らしていく。

必要な経済活動はしっかり行いながら、地球温暖化対策を具体的に進めていこうということです。

温暖化をどれだけくい止め、地球を救うことができるか、2030~2050年の間に決定すると言われています。

各国も、今新権威この課題に向き合おうとしています。
世界の若者たちが大人に向けて警告を与えています。

地球が壊れれば人類もろとも壊れてしまうことに、世界規模で人間が気づきだしたからです。

コロナ禍は、こんなことを教えてくれているのではないでしょうか。

「人間同士が争っている場合ではない。もっと大事な事があるよ。まずは足元の地球を見つめてみたらいいよ」と・・・。