コロナ禍による「ニューノーマル」は、あなたに二倍の富をもたらす?

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二倍がんばるのに、なぜ「人一倍」?

人の二倍がんばることを「人一倍がんばる」と言います。
この言葉、おかしいと思いませんか?

普通なら、「人二倍がんばる」になるはずなのに・・・?
そんな疑問を持ったことはありませんでしたか?

3月5日か6日、NHKの「チコちゃんに叱られる」をご覧になった方ならご存じですね。

実は明治の初期まで、日本語で二倍の意味を持つ言葉は「一倍」、三倍の意味を持つ言葉は「二倍」と言っていたのです。

それが西洋文化や言語を急激に輸入した結果、明治8年、二倍を「二倍」にすると正式に定められたのですが、どうしてなのか定かではありませんが、「人一倍」は残ってしまったのです。言語というものは、面白いものですね(^-^)

「人一倍」は8時間労働を16時間労働にすること?

ところで、あなたは2倍がんばったことがありますか?

100件の営業電話を200件、10本の原稿制作を20本というように数値に置き換え、実行したことはありますか?

目的は、業績を上げることだったりしますね。
でも、この2倍の量をこなすことは実に大変なことだと分かってしまいます。

単純化すると、8時間労働が16時間労働になるわけですから、長続きしませんし、体を壊してしまいます。

業績向上を目的に、長続きさせるための限界量はどこまでなのでしょうか?
ザックリですが、120%、1,2倍がんばるというイメージではないでしょうか。
もちろん、コロナ禍のような経済を減速させるような環境の中では、業績をアップさせること自体困難という業種・業態もありますね。

そこで、業績を置いておくとしましょう。
人間が今行っている活動量をコンスタントに増やすとしたら、どうでしょうか?

20%が限界ではないでしょうか。
私が営業マネジャーや経営者だった頃は、20%アップが基準値でした。

でも、8時間労働が10時間近い労働に膨れ上がったら、どうなるでしょうか?
やはり健康状態に影響を与える可能性は高いですし、何より仕事に向かうモチベーションが減退してしまうのではないでしょうか?

200%の成果を上げるなら、質的な「人一倍のがんばり方」がある。

そこで、ネット・ロボット技術の発達による「ニューノーマル」です。

その前に、仮に、1年後に今の業績を2倍にするために人一倍がんばるためにはどうしたらいいでしょうか?

量では限界があることは述べました。
そうなると、仕事の質を変えるしかないということになるのではないでしょうか。
単純化すると、8時間の中で、2倍の効率を上げることです。

それって可能かというと、実は可能なのです。

たとえば、人間の手によってかかっていた時間の半分の時間でロボットが仕事をしてくれたらどうなるでしょうか?

生産効率が2倍になると同時に、あなた自体が別の、もっと生産性の高い仕事ができるとすれば、生産性は3倍にも4倍にもなるのです。

つまり、今までの仕事環境や仕組みを打破し、新しいビジネスモデルを作り上げることができれば、「人一倍」がんばることができるのです。

このことは、コロナ禍によってもたらされた「ニューノーマル」によって、たくさんの人たちの中で常識化しつつあるのではないでしょうか。

・テレワークによって通勤の時間や無駄な会議の時間が減りました。
・リモート営業で、同じように時間効率が良くなりました。
・まだ一部ですが、介護業界で働く人のためにネット上で患者の情報管理をしたり、腰に負担のかからない機械が導入されています。

たとえば、そんな状態のことです。

これから起業する人、起業したものの、なかなか業績が上向かない人にとって、質的な「人一倍のがんばり方」を見つけておいた方がよさそうですね。

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