ベストセラー本、斎藤理恵氏の「筆談ホステス」を最近読み返してみました。
再度印象に残ったお話と言葉を3つ、ここにご紹介します。
①一+辛=幸
経営が苦しくなっていたことを嘆いていた、ある会社の役員が、筆談ホステスのメモに、ただ一言「辛」という文字を書き、黙り込んだ。
彼女は万年筆を取り、その文字に横棒を一本加え、「幸」という字に変えた。
彼の目からは感謝の思いが涙となってあふれ出し、店を出る前には気持ちも明るくなっていた。
②「吐く」からマイナスを除けば願いは叶う
誰でも口からプラスのこともマイナスのことも吐く。
だから『吐』という字は口と+と-で出来ている。
マイナスのことを言わなくなると、
-が消えて『叶』という字になる。
③無難な人生と有難い人生
難題のない人生は、
“無難”な人生。
難題の有る人生は、
“有難い”人生。
・・・漢字は言霊。
前を向けば幸せな気分にもなり、願いも叶い、人生そのものが有難いものに変わる。
コロナ禍の中、良本を読み返してみると、新たな感慨に浸ることができます。
著者の斎藤理恵さん、有難う。