コロナ対策は「国のお金」から「国民のお金」に、言葉を180度変えよう。

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「国民一人当たりの借金1000万円」も、言葉の言い間違い。

「国が支援する(お金は国が出す)」という言葉を「国民」に変えようというお話。
つまり、「国民に支援してもらう(お金は国民が出す)」「国民の税金で賄う」という言葉に変えようということです。

なぜか?

①コロナ問題で、大きなお金が動いています。

本来はほとんどが税金で賄われているにもかかわらず、政治家もマスコミも「国が支援する(お金は国が出す)」と言います。
本来は、「国民に支援してもらう」「国民の税金で賄う」という言葉にすべきです。

②一方、国民一人当たりの借金は1000万円なんて、平気で語ったりしますね。

これ、実はおかしい話なのです。
国が債務者で、国民は債権者なんです。
本来は、「国が1200兆円借金を抱えている」という言葉にすべきです。

・国(マスコミ)/国が支援する(お金は国が出す)・借金は国民一人1000万円。
・国民/国民に支援してもらう(お金は国民が払う)・借金は国が1200兆円。

誰がお金の支払元かで見てみましょう。

そうすると、支払元は明らかに「国民」側になります。

そして、国民が国に支払ったお金を使うのが国の役目になりますから、国民側の言葉を使うべきです。

つまり、後者にすべきなのです。

「GO TOトラベルより、看護師のボーナスに支援金を回そう」

政治家もマスコミも、「国民に支援してもらう」「借金は国が~」という言葉を使い出したら、どうなるでしょうか?

・その支援、間違っている。私たちのお金はもっと別の支援に回すべきだ、という国民の意見が出やすくなると思いませんか?

・たとえば、「GO TOトラベルのお金を、看護師のボーナスに回そう」という意見が、当たり前のように言えるようになります。

・マスコミが取り上げないのであれば、ネットを通じて、同じ意見の仲間たちが政治に意見していくようになるでしょう。

なぜか?

お金の出どころは国民であり、借金をしているのは政治家・官僚側ですから、お金の使い方に国民がチェックを入れやすくなるからです。

国の対応をパワーアップするには、国民の立場をはっきりさせること。

国は国債の発行等を通じて、「国民に支援してもらう」税金の先取りをしています。

近い将来、「国の借金」を国民が肩代わりするために、重税が課せられるでしょう。

コロナ対策が後手に回ったり、チグハグだったり、支援金の入金が遅れたり、政府も官僚も手がいっぱいのようです。

もっと、国民や民間企業の意見やアイディアを吸い上げる必要があります。
それができれば、国の対応力はパワーアップするはずです。

国民の税金でコロナ対策は賄われている——まずは、国民の立場を明確にする必要があります。

そのために、政治家とマスコミの言葉の使い方を180度変えるところからアプローチしてもいいのではないでしょうか。