売り手1社に買い手10社。驚きの「会社マッチング市場」

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自分で探せるもうひとつの手段は、マッチングサイトの利用

取引先や同業のライバル会社などの仕事関係、ご近所や交流会の社長仲間など、あなたの身近な人脈をたどって会社のエグジット先を見つける方法を前回示しましたが、もしあなたの周辺でエグジット先が見つからなければ、他に方法はないのでしょうか?

(※会社エグジット→後継者のいない中小企業の社長が、会社を第三者に売却することによって、自分の次の人生、そして家族・社員・取引先などの利害関係者の幸せを創造し、大廃業時代が来るといわれている日本経済を救う愛ある行為)

自分で探し出せる、もうひとつの方法が実はあります。
それは、「マッチングサイト」の利用です。

2019年、インターネットの広告費がテレビメディアの広告費を初めて抜きました。今やネットは日常生活の欠かせないインフラになったということです。

そして、日常的にネット上で人と人との出会い、モノの売り買いのマッチングが行われています。その中で、会社同士の売買のマッチングサイトも複数登場してきているのです。

このマッチングサイトに登録し、売却先からのオファーを待つという方法があるということです。

会社売買のマッチングサイトとは、文字通りマッチング相手を探せるサービスのこと。中にはマッチングだけでなく、税理士や弁護士などの実務のプロや会社の売買に関わるアドバイザーや仲介者を紹介し、成約までをサポートしてくれるサービスもあります。

あなたの周りには、こんなに会社エグジットを望んでいる会社がある

手続きとしては、あなたが適していると思うマッチングサイトに登録し、自社のエグジット情報を掲載するだけです。そうすると、あなたの会社に興味を持った会社もしくは個人からオファーが届きます。

現在、1社の売り手に10社の買い手がつくほど、買い手の数のほうが圧倒的に多い状況にあります。

ということは、あなたの会社が平均的な価値をもっているなら、意外に多くの会社や個人からオファーがかかるということになります。

また、全国の広い地域の案件が紹介されているため、地方にある企業のマッチング相手を見つけることができます。あなたの会社がどう評価されるか、日本全国を舞台に知ることができるというのは便利ではありませんか?

さらに、たくさんのエグジット案件を見ることによって、エグジット価格の相場を知ることができますので、あなたが自分の会社の価値を査定する時の参考になります。

見ていくだけで、さまざまなエグジット情報に触れることができますから、心情的にも、たくさんの仲間がいることに安心するのではないでしょうか。

買い手の立場ならワクワクすることでしょう。

5つのマッチングサイトを、参考までにご紹介

 実績、ユーザー数、案件数、料金体系、対応している地域・業種、サービス内容などを比較してマッチングサイトを利用することになりますが、ここでは代表的なマッチングサイトを5つご紹介します。

●Batonz(バトンズ)……https://batonz.jp/

●TRANBI(トランビ)……https://www.tranbi.com/

●ビズリーチ・サクシード……https://br-succeed.jp/

●M&Aナビ……https://ma-navigator.com/

●スピードM&A……https://speed-ma.com/

他にもありますが、マッチングサイトについては、それぞれの特徴を見ながら比較検討の上、判断してみてください。一度トライしてみて、感触を得てみるのもいいでしょう。

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