幸せをもたらす究極の事業承継は、経営理念【7W2H】にあり

philosophy

誰のために」「なぜ」会社はあるのか、ひと言で言えますか?

あなたは、起業する上でいちばん大事なことは何だと思いますか?
あなたは、事業承継する上でいちばん大事なことは何だと思いますか?

それは、経営理念です。

「えっ?言葉ですか?」という人もいます。

「抽象的なことより、もっと現実的で、具体的なことが大事じゃないですか?」という人もいます。

それでは質問です。

「あなたは誰のために会社を経営(する)してきたのですか?」
「あなたはなぜ会社を経営(する)してきたのですか?」

「自分のため」「儲けるため」
そう言う人もいるでしょう。
本音かもしれませんね。私も少なからずそう思っていましたから・・・。

でも、これでは経営理念になりません。
「誰のため」は自分以外、「なぜ」は社会のためにという理由が必要になります。

「えっ?そこまで考える必要があるの?」
そういう人もいますが、足元を見てみましょう。

会社が儲かったら、税金が発生します。
その税金は、自分以外の社会のために使われます。
つまり、この税金分は「社会貢献税」と言い換えてもいいものでしょう。

会社自体が社会のために存在する以上、「誰にために?」「なぜ?」に対する回答、実は必要不可欠なものなのです。

自社を語れなければ、起業も、業承継もうまくいかない

もうひとつ、違う側面、もっと身近な側面から、経営理念の必要性をお話しします。事業承継にスポットを当ててみた方が明解なので、そうさせていただきます。

事業承継を考えているあなたに、ひとつ質問です。

「自社の強みを、ひと言で言えますか?」

もしすぐ言葉が出てこないとすると、ひょっとすると、自社の強みが社長である自分にとっては当たり前で、話す必要のないものと思っているのかもしれません。客観的に見れば、それが大きな強みであるにもかかわらず・・・。

もし、そうならもったいないですね。

・親族や社員などの身内に事業承継を考えているなら、後継者候補に会社の魅力が充分に伝わらず、拒絶されている可能性があります。
・現在、後継者不在で悩む経営者が、中小企業の3分の2存在します。
実は後継者候補が存在しないのではなく、後継者として手を挙げる対象者がいないと言った方がいいかもしれません。

それでは、社外の第三者への事業承継の場合はいかがでしょうか?

・自社の経営理念、そしてそれに基づいた強みを表明できなければ、事業承継をテーブルに乗せることさえかないません。
・身内は会社の実態はある程度知っていますが、第三者は知らないわけですから、しっかり伝えなければ、それまでです。

いかがですか?

経営理念がないと、事業承継がなかなか進まないというお話でした。

経営理念【7W2H】をつくってみよう

事業承継を考えているあなたなら確認の意味で、起業を考えているあなたならこれからの道筋をつくる意味で、【7W2H】に基づき、経営理念を創ってみましょう。

決して難しいものではありませんから、まずはトライしてみてください。

ちなみに、【7W2H】とは何か――。

・まず、誰のため(Whom)となぜ(Why)の目的・理由の2つのWが経営理念の骨格になります。
・そこに、誰が、何を、いつ、どこで、どのようにという4W1Hの事業活動を加えると、アクションにつながります。これで6W1H ですね。
・起業の場合はこれでいいのですが、事業承継は、ここに、Which(身内か第三者か)とHow Much(いくらで譲渡するか)が加得ることになります。これで【7W2H】になりますね。

あなたの思いを言語化すれば、第三者を引き寄せることができます。

起業であれば、社員や取引先を引き寄せます。
事業承継であれば、後継者を引き寄せます。
(後継者は身内だけではない、第三者も後継者であると認識を変えてみましょう)

【7W2H】の詳しいお話については、こちらをご覧ください↓