鳴かぬなら 殺してしまえ ほととぎす――信長
鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ほととぎす――秀吉
鳴かぬなら 鳴くまで待とう ほととぎす――家康
戦国三英傑の性格の違いを表現するものとして有名な句です。
かつて、ある人が800人ほどの経営者にこの句を示し、あなたはどのタイプかと質問したところ、二人を除いて、自分は三つのタイプのいずれかであると答えたという。
二人にあなたならどう詠むかと聞いたところ――。
一人は「鳴かぬなら それもまたよし ほととぎす」
一人は「私は俳人ではないので、うまく詠むことはできないが、その三つのタイプには入らない」
と答えたという。
前者は松下幸之助氏、後者は本田宗一郎氏だったそうです。
世の中を変える人は、いつの時代も自分だけの哲学を持っているということですね。
今の経営者はどうでしょうか?
そして、あなたは・・・?