社員の定着率と会社の業績を大幅アップさせる最大の法則とは

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新入社員が入社してからもうすぐ1週間が過ぎますね。
今回は、社長及び職場のリーダーの方に向けて発信します。
テーマは「社員全体の定着率を格段に良くして業績を上げる最大の法則」について書かせていただきました。

なぜ社員が定着しないのか。実は人間の忍耐力に原因が

3日、3月、3年――。
この言葉、飽きの来る年月と捉えられています。
つまり、忍耐力が途切れる期限のことです。

●3日坊主
●3年目の浮気

一方、前向きな【区切りの年月】という捉え方もあります。

〇桃栗3年、柿8年
〇3カ月間は試用期間

ちなみに、

●2度あることは3度ある。
〇3度目の正直。

『3』自体の捉え方にも、後ろ向き、前向きの捉え方があります。

企業の場合はどうでしょうか?
新入社員が3年で退職する率は30%以上。
多いか少ないかの問題はさておき、これをどう捉えるか・・・。

●仕事に飽きた
●上司との関係にこれ以上ガマンできない
●今の仕事は自分に向いていないことが分かった

〇ひとまずキャリアは積んだから、転職して本格的な仕事をしよう
〇サラリーマンとしての基礎はここで学べた。いよいよ念願の仕事に就こう
〇起業に向けて、次は〇〇の経験をしたいから転職しよう

転職動機についても、やはり両面の捉え方があるでしょう。

人それぞれですが、できることなら、●ではなく、〇を転職動機にしたいものです。

3年目社員に、3日目社員の育成担当になってもらおう

第1の壁、入社して3日を過ぎた新入社員。

「上司から叱られて落ち込んだ」
「覚える事が多くて大変」
「入社したらイメージと違う」

そろそろマイナスの気持ちを抱えている頃と捉えてみましょう。
それが普通なのだと思っておきましょう。
このまま放置しておくとどうなるでしょうか。

大きな確率で退職していく可能性があります。
せっかく望まれて入社してくれた新入社員。
もったいないですね。

こういう社員のモチベーションを上げ、定着率を良くし、会社を成長させる最大の法則は何でしょうか?

それは、3年目社員に新入社員の育成担当になってもらうことです。

「3年×3日社員成長の法則」で会社の業績は伸びていく

そうすると、こんな効果がもたらされます。

〇忍耐力が途切れる3年目社員のモチベーションが上がる

・新入社員時代を思い出し、フレッシュな気持ちに帰る
・仕事の基本を新人に教えることで、自分自身も基本を再学習できる
・頼られる先輩として新人に慕われる

〇忍耐力が途切れる3日目社員のモチベーションが上がる

・身近な先輩という仲間ができてうれしい
・「落ち込んだ」「大変」「違う」などのストレスを解消してくれる先輩ができて有難い
・安心して仕事に打ち込める

「3年×3日社員の成長法則」です。

3年目社員は、会社では主戦力になっている時期。
業績をつくるために大きなパワーを発揮している社員たちです。
3日目社員は、将来の会社を支える希望の星です。

その2者が組み合えば、大きな相乗効果をもたらしてくれるというわけです。
当然、定着率は良くなり、業績は伸びていきます。

(職場に仲間ができると仕事のモチベーションが7倍上がるというアメリカの調査もあります)

これを毎年続け、積み上げていけば、どうなっていくでしょうか?
会社は成長し、社会に大きな影響力をもつ存在に進化していくことでしょう。

コロナ禍によるニューノーマルの時代。
変化と世代交代を前向きに受け入れていく企業が、リーダーシップを発揮していく時代になりました。

この「3年×3日社員成長の法則」、ぜひ応用してみてください。