Q.仕入先は顧客以上に大事、というのはどういうことですか?

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複数の方から質問を受けましたので、お答えします。

A.まず、用語から解説します。「取引先」という言葉があります。これは「仕入先」と「顧客」を合せた言葉です。仕入先は、売る商品や原料を供給してくれる取引先、顧客は、商品を買ってくれる取引先です。

こう考えてみましょう。

・顧客が買いたい商品や、買いたい商品を構成する原料を仕入れる取引先がいないとします。買ってくれる顧客を開拓することはできませんね。
・逆に、顧客があったとしても、買いたい商品がなければ、あなたから顧客は商品を買うことは不可能です。つまり、顧客開拓は、仕入先の存在なくしてはできないということです。

もちろん、自社がメーカー=商社・小売店だったら問題ありませんが・・・メーカーも仕入先は存在しますからね。

仕入が必要なら、顧客の前に、仕入先を大事にしなければ商売は成り立たないのです。

仕入先との関係が良好であれば、顧客開拓さえすれば、商売はできるのです。

商売は、仕入先と顧客という両輪の取引先があって成り立つことを忘れないようにしましょう。

いい仕入先との関係で顧客に商品提供し、顧客の要望を仕入先に伝えながら、より良い商品を共同開発していく・・・そのプラスのスパイラル関係が会社を成長させていくのです。

一度、仕入先と顧客の両輪の関係を洗い直してみたらいかがでしょうか。

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