ライバル社や取引先とひとつになれば、意外なメリットが
あなたにとって身近な存在である取引先、ライバル会社を、仮に会社エグジットの候補先として見てみましょう。
(※会社エグジット→後継者のいない中小企業の社長が、会社を第三者に売却することによって、自分の次の人生、そして家族・社員・取引先などの利害関係者の幸せを創造し、大廃業時代が来るといわれている日本経済を救う愛ある行為)
・お互いの会社の業態や状況を知っている
・社員同士のやり取りがあり、互いの業務内容、あるいは性格をよく知っている
・取引先であれば、仕事の流れが既にできており、ライバル会社であれば、仕事の内容が似かよっている
つまり、仮に取引先やライバル会社と会社エグジットした場合、機能的ではすぐにでも仕事が稼働することが可能なのです。
そして、さほど時間を要さず、日常的に売上・利益を上げることができるのです。
いかがですか?
実に身近なところに、会社のエグジット先があると思いませんか?
ライバル会社とは組みにくい・・・そう言われる方もいらっしゃいます。
確かに、競合関係であるが故に、感情的なしこりはあるかもしれません。
しかし、これからは、シェアを奪い合う(テイクする)時代から、協力し合う(ギブする)時代になります。
昭和時代のような、競争しながらそれぞれが個別に大きく儲ける時代から、儲けをシェアする時代になってきているのです。これも、ニューノーマルのひとつのかたちです。
よく考えてみてください。
同業同士がひとつになれば、次のような大きなメリットを手にすることができるのです。
・人手不足が解消
・ムダを省いて生産性アップ
・値引き競争などのマイナス競争からの脱却
国は今、中小企業の生産性を高める目的で、同業同社同士が一緒になるように促しています。
もちろん、同業同士だけではなく、私が書いた「愛の会社エグジット」本書でも示しているように、異業種間でもシナジー効果を狙って、さまざまな会社エグジットが繰り広げられています。
まずは、自ら対象者を探すことができることを知ってほしかったので、ひとつの考え方として紹介させていただきました。
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