30年経営をしてきた私に対して、知人がこんな質問をしてきました。
「経営者の最終判断の拠り所は何ですか?」
私は、こう答えました。
好きなことかどうかが判断基準ですと・・・。
長年、経営に携わっていると、何かを決める時に2つの選択肢によく迫られます。
それは、「好き」か「儲かる」かの2択です
それでは、私からあなたへの究極の質問です。
「あなたは、好きでリスキーな仕事と、好きじゃないけど儲かる仕事のどちらを選びますか?」
私の30年経営の経験からの答えは——。
好きでリスキーな仕事を取りましょう。
なぜなら、好きこそものの上手なれ!なのです。
好きだからこそリスクは乗り越えられ、長く続けていくことができるからです。
・一方、好きじゃないけど儲かる仕事は、一瞬儲かりますが、長続きしません。
・なぜでしょうか?
・その仕事が好きじゃないからです。
禅問答のようですが、言葉を置き換えてみます。
・人を取るか金を取るかです。
・好きな仕事なら、人を引き寄せようとします。
・好きじゃない仕事なら、金を引き寄せようとします。
どちらが幸せな成功を収めることができるでしょうか?
私の場合、儲かるという金路線でいった時には、ことごとく失敗しました。
好きな仕事、人路線でいった時は、ほぼ成功につながっています。
だから、分かるのです。
会社をつぶさずにサバイバルするために、好きな仕事、人路線の仕事をしましょうと——。
ただし、リスクは事前準備の中で極小化しておきましょうね。
――金を失うことは小さなことである。信用を失うことは大きなことである。しかし、勇気を失うことは、すべてを失うことである。(ウィンストン・チャーチル/イギリスの政治家)
☆自著【失敗しない起業の法則37】はコチラから↓