コロナ後の経営に自信がない。あなたならどうする?

wall

コロナ禍によって、業績が悪化し、あるいは思うように業績が伸びない・・・そんな状況にある会社は多いのではないでしょうか?

そして、会社を存続させるために再起を図ろうとした時、以下のように、2つの壁が立ちはだかっていることに気づいた・・・そんなことはありませんでしたか?

●1つ目の壁・・・生産性の向上。

主要取引先から要求されていた生産性の向上が、いよいよ待ったなし。生産性向上には、業務のシステム化、品質向上、納期短縮、ロス率低下など、取り組むべき課題が山積みです。そこに関わる人員、時間、資金が必要です。

ところが、なかなか着手できません。そもそも、AIやIoTなどによる第四次産業革命が会社や仕事の中身を変えようとしていることにピンときません。何をどうしたらいいのか、思わず立ち止まってしまいます。

そんなこと、ありませんでしたか?

ちなみに、OECDデータに基づく「時間当たり生産性」は、OECD加盟国37カ国中21位。アメリカの6割に過ぎません。一人当たりの労働生産性は26位です。

●2つ目の壁・・・働き方改革。

コロナ禍の影響で、テレワークがニューノーマル(新常態)になりました。会社は通勤するところではなくなったのです。こういう「働き方改革」に、なかなかついていけません。

国の方針でテレワークを導入してみたものの、社員とのコミュニケーションがうまくいかず、生産性が急降下。仕方なく従来の通勤型の働き方に戻さざるを得ない状況です。

そんなこと、ありませんでしたか?

ちなみに、アメリカのオラクルなどが2020年7~8月、11カ国の約1万2000人に実施した調査によると、テレワークで生産性が上昇したと答えた人の割合は、世界平均で41%だったのに対し、日本は15%で11カ国中最低でした。

これからの経営には、時代のニューノーマルな変化に歩調を合わせた「生産性の向上」と「働き方改革」が求められます。そして、それは待ったなしです。

もし、あなたがこの2つの壁の前で戸惑っているなら、その壁を取り払える経営者にバトンタッチした方が、持続可能な会社にできるのではないでしょうか。