生まれて1歳までの赤ちゃんの脳細胞は、どんどん増殖していくといいます。
1歳を過ぎると逆に減っていき、生きるために必要な脳細胞の数しか残らないとのこと。
つまり、1歳まで人間は誰しもが天才であり、天使でもあるわけです。
実に愛らしく笑い、何とも言えない仕草がたまらない・・・目に入れても痛くないという言葉が誕生したのも頷ける話ですね。
ところで、ここからが大事なお話です。
生きるために必要な脳細胞しか残らない――というところが注意すべき点です。
もし、赤ちゃんの前で夫婦喧嘩をしたらどうなるでしょうか?
赤ちゃんに体罰を加えたらどうなるでしょうか?
人間は喧嘩するものだという認識の細胞が残ることでしょう。
物心がついて、目の前に恐怖心をあおる人がいたら、その子はどうするでしょうか?
その恐怖心から逃れるために、相手を傷つけることになりはしないでしょうか。
逆に、常にスキンシップがあり、夫婦の笑顔を赤ちゃんに向けたらどうなるでしょうか?
人を愛することが自分の幸せ、という幸せ細胞が残ることになるでしょう。
物心がついて、目の前に愛情を求める人がいたら、その子はどうするでしょうか?
率先して愛情を注ぐのではないでしょうか。
お笑いタレントの松本人志氏の母は、息子は生まれて3年間自分を幸せにしてくれたと言い切っています。
彼がお笑いの天才になったのは、きっと母親が残した愛情細胞によるものでしょう。
赤ちゃんが1歳になるまでは、どうしても喧嘩したい時は、赤ちゃんのいないところで喧嘩してするようにしましょう。