手を合わせると、なぜか人生が好転していく、その理由とは。

prayer

コロナ禍が発生し、もうすぐ1年。
その前に新しい年を迎えようとしています。

心身のストレスを軽減し、免疫体質を作っていかないと、コロナウイルスに負けてしまいます。

そんな環境下、自著【失敗しない起業の法則37】の読者のひとりから、こんな質問をいただきましたので、答えさせていただきますね。

Q.「物事がうまくいかず、ストレスがたまる一方です。何かいい対処法はありませんか?」

思った通りのことができない状態が続くと、心身共に弱くなっていくものです。

私の場合もそうでした。

寝起きが悪かったり、腰痛になったり、風邪をこじらせてしまったり……体のあちこちに危険の兆候が現れ始めるのです。弱くなってきている証拠ですね。

心と体はつながっています。

こうなってくると、視野が狭くなり、苦しさから逃れるために、何かに頼るようになります。

たとえば、お金の匂いがすると、つい飛びついてしまったり、おいしい話に乗ろうとしたりするものです。

(早くこの現状から脱皮し、楽になりたい)

という焦りが、考えもなく、楽な方向に走らせてしまうものです。

でも、苦しい中でつかむおいしい話が、おいしいはずはありませんよね。
足元を見られて、不利益を被るのが落ち。

私も、リーマンショックの時はそういう心境になっていました。

とは言っても、かつてバブルが弾け、会社を畳みかけた時の教訓があったので、同じ轍を踏まないためにどうすべきか、いくつかの対処法は考えていました。

でも、体調はますます悪くなり、ストレスはたまっていく一方でした。

ストレス脱出!心身健康!1001拝の『感謝詣で』

ふとしたことから、私は近くにある熱田神宮にお参りに行くことになりました。

自宅から自転車で神社へ。手を合わせてお参り。往復1時間ほどの、ほんのささやかな小旅行。

その時、少し心が晴れたような気がして、私はお参りを続けることにしました。

まずは毎日手を合わせて、計100拝――脈絡もなくそう決めたのです。

最初は足腰に疲労感が残ったものの、回を重ねるうちに、それが爽快感に変わり、100拝を達成した時には、体調は回復していました。

うれしかったですね。

手を合わせて祈る内容も、最初は「会社の業績が回復しますように」「心身ともに健康になりますように」と自分が救われたいがための願い事に終始していました。

途中から「がんばります」と自分を鼓舞する言葉に変わり、「有り難うございます」という感謝の言葉に変わっていきました。

それが自然の流れだったようです。

・おかげさまで、体調が回復すると同時に、心の霧も晴れ、ストレスが抜けていくようになりました。

・次第に焦りも消えていき、目の前のことで右往左往することも少なくなっていきました。おいしい話があっても、心を奪われることはありませんでした。

・そして、心の赴くままに手を打っていくと、徐々に業績が上向き、社員も晴れ晴れしい顔に変わっていきました。

「お百度参り」を終え、私は友人の勧めもあり、三重県の伊勢神宮に達成記念のお参りに行ってきました。

(お参りを続けよう。どうせなら1001拝まで)

伊勢神宮で手を合わせている時、そんな考えが頭をよぎったのです。

私は、次の日、熱田神宮に向かっていました。

起業した経営者の大きな仕事のひとつは、成功を祈ること。

いかがですか?

1日1時間、自転車で往復して(体の健康)、手を合わせる(心の健康)だけ。

私の場合は、これを続けることで心身が健康になり、会社の業績や人間関係がプラスの方向に転じていったのです。

起業したらわかりますが、経営者の大きな仕事のひとつは、仕事上の手を打ったら、後は成功を祈ることです。

「神頼み」ではありませんし、ここに宗教論を持ち出す気もありません。

手を合わせて、自分が生きていること、自分が行動していることに感謝すると、心の汚れが取れていくような感覚になってくる・・・やってみて、あなたがそう感じるなら、続けてみたらどうですか?と言いたいのです。

体が一体になるからでしょうか。
胸の前で手を合わせると、なぜか心が落ち着くものです。

そろそろ、新しい年に変わりますね。

・初詣で手を合わせてみてください。(コロナ対策は万全に)
・そして、1日に1回手を合わせ、今生きていることに感謝してみてください。
・時と共に、ストレスが消えていき、人生が好転していくことを実感できたら、あなたのこれからは安心ですね。

※ちなみに、出雲大社だけは、ご利益にあずかるために、お願い事をしていいことになっているようです。

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