あなたは、人生をサバイバルする〇〇アドバイザー?
私の出版仲間のひとり、Kさんから、先日粋なメールをいただきました。
「がくさん(私のあだ名)は、起業も、事業承継も、転職も扱ってきたわけだから、3つつなげて結んでみたら【起承転結】になるよ」
キタ~!と思いました。
実にナイスなネーミングです。
私は、昨年6月に電子出版した【失敗しない起業の法則37】では、肩書を「人生100年時代をサバイバルする起業アドバイザー」としました。
今回出版した事業承継の本【愛の会社エグジット】では、肩書を「人生100年時代をサバイバルする事業承継アドバイザー」としました。
仮に、次に転職をテーマにした本を出版すれば、肩書は「人生100年時代をサバイバルする転職アドバイザー」となるのでしょうか。
なるほど。私はKさんに言われ、【起承転結】という言葉に古くも新鮮な印象を持って驚いたのですが、ひょっとしたら、私自身、無意識に起承転結をモチーフに出版しようとしていたのではないか・・・そう思えてきたのです。
「人生100年時代をサバイバルする」の後の〇〇アドバイザー、他にもいろいろ考えられますね。
健康、美容、生き方、仕事、恋愛、マネー、スポーツ、人生・・・あなたも長く生きていると、〇〇に当てはめられる言葉がひとつはあるのではないでしょうか?
ゲームとか釣りのような趣味的なことかもしれませんね。
仕事人生、最低1回は転職するのがスタンダード
【起承転】を【結】ぶものは何か、考えてみました。
ひと言で言ってしまえば、それは「仕事」と「会社」です。
あなたは、企業の平均寿命を知っていますか?
23,3年です。
人間の平均寿命は男女とも、現在80歳代ですね。
「仕事」と「会社」がキーワードですから、現実的な健康寿命で見てみましょう。少しの差はありますが、男女とも70歳代です。
平均データだけを見ると、たとえば20歳から働くとすると、生きているうちに最低1回は転職し、2つの会社で働くことになります。
つまり、転職は今やスタンダードなのです。
それなら自分の実現したいことを思いっきりやりたいと一念発起し、起業することもスタンダードになってくるでしょう。
さらに、起業するということは、いつか事業承継するということです。
この【起】【承】【転】を結ぶものは「仕事」と「会社」ですが、それぞれの時点で必要になる、共通した力とは何でしょうか?
それは、「自分自身をプレゼンできる力」ではないでしょうか。
コトを起こす前に、「3つの問い」に答えられるようにしておこう
自分自身が問われる時は、次の3つに集約できます。
・自分は何者か?(今まで何をやってきて、どんな性格で、どんな希望を持って生きているか)
・自分の強みは何か?(こういう強みを持っているから起業できる。転職できる。事業承継できる)
・自分の社会貢献は何か?(何のために、誰のために仕事をするのか、会社経営するのか)
3つとも、起業・転職・事業承継時に、周りに対してプレゼンテーションを行う必要のある共通項です。
それぞれ、誰に対してでしょうか?
・起業→顧客に対して
・転職→転職希望先の社長に対して
・事業承継→第三者の場合、会社の売却先候補に対して
そして、しっかりプレゼンテーションできなければ、思いは叶いません。
それも共通しています。
いかがですか?
仕事と会社という視点で、人生の起承転結について考えてみました。
考えるきっかけを与えてくれたKさん、有り難うございます。
◇事業承継のニューノーマルを提唱。
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