昨年2020年5月30日に、私が書いたブログを少しアレンジし、下記再掲載させていただきます。
起業を成功させる秘訣をひと言で言うと、コレ!
――それは、「動機」です。
・〇〇がとても好き。
・ずっと〇〇だけを追求したい。
・周りに〇〇を広めたい。
・〇〇は、どんなことがあっても続けたい。
・〇〇をすることで◇◇になる。
「なぜ、起業するの?」
と聞かれて、上記の「〇〇が好き」と答えられるかどうかが、「コレ!」です。
ネットビジネスは、かつて複数のITの大企業が手がけ、失敗しました。
一方、今や個人や小集団のアントレプレナーがネットビジネスの騎手になって世界を動かしています。
・・・なぜでしょうか?
大企業は、選抜された人材が、上から与えられたミッションに従い、アントレプレナーは、このネットビジネスが好きでという自分の思いに従って事業をリードするからです。
つまり、最初から「動機」が違うのです。
動機は「本気」かどうかで決まる
強い意思を持った起業家は、逆境にあってもアタフタしないもの。
それを踏まえ、今度は起業する上での「本気」についてのお話です。
私が経験上よくするのですが、
「好きか儲かるか」の二者択一の選択肢があったら、最初は「好き」を選びましょうと言います。
仮に、好きでもない事業で起業したとします。
儲かりながらも、ちょっとした労力が苦痛になるでしょう。
途中で匙を投げる、ということにもなりかねません。
逆に、好きなら、一見つらい労力をものともせず、事業推進するでしょう。
もちろん、好きで儲かれば言うことはありません。
でも、「儲かる」のは、やってみなければ分からない要素が多分に含まれています。
本来は、二者択一の質問ではないのですが・・・あえてすることにしています。
私は、「儲かる」の動機を否定する気はありません。
だって、儲かることが自分を動かすいちばん大きな動機なら、そんなに好きじゃない事業であっても、儲けるために事業推進するからです。
つまり、「儲けることが好き」ということです。
逆に、「好き」と思っていても、本気で好きかどうか・・・これも、起業後に試されます。
「思い込み」だったらいけませんね。
本物の好きかどうか、予め自分に問いかけてみてください。
問題は、本気かどうかです。
私の場合は、「本気の好き」で、30年会社を続けることができました。
起業当時は、「これをやりたい!」という思いが先行し、何の準備もしませんでしたので、起業後にたくさんの失敗を経験してしまいました。おかげさまで会社を続けることだけはできましたが・・・。
「本気の好き」の冥利です。
あなたが、これから起業しようと考えているなら、自分の心に問いかけてみてください。
「なぜ、起業するの?」
そして、
「本気なの?」
(2020年5月30日のブログより)
このブログの投稿の後、2020年6月に【失敗しない起業の法則37】を電子出版させていただいたというわけです。
出版から1年経ちましたが、読んでいただいた方々に、心から感謝申し上げます。
興味はあるがまだ読まれていない方は、下記からどうぞ。
◇【失敗しない起業の法則37】↓