生みの秋田に育ての名古屋。2つの故郷は必然でつながっていた

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私が一番長く住んでいるのは、愛知県名古屋市です。

でも、生まれは秋田県の山深いマタギの里。

秋田には18年住んでいましたが、名古屋にはそれ以上です。

「ふるさとは?」と聞かれると、

「秋田です」と、とっさに応えてしまいますが、

「名古屋は第二のふるさとです」と、いつからかつけ加えるようになりました。

例えが適切ではないような気もしますが、生みの親と育ての親は、子供にとってどちらも大切。そんな気持ちです。

愛知と秋田の語源は、どちらも【肥沃な湿地帯】です。

加賀百万石を築いた前田藩のルーツは名古屋。

前田藩と秋田の佐竹藩は縁戚関係にあります。

共通点や関係性を手繰っていくと、今名古屋にいることが必然に感じます。

秋田と名古屋は、自分にとって、ひっくるめて「ふるさと」なのです。

何か得したような気分です。

名古屋が寒い季節になると、秋田はもっと寒いだろうな、雪はもう降っているのかなと、2つのふるさとが交差します。

生みの秋田と育ての名古屋に愛をこめて💓