100年以上続く企業数、日本はなぜ世界一?○○できたからです

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昔ながらの「変わらない味」を出すためには、味を変えなくてはいけない

変わることを怖がる人がいます。
いつの時代も、そういう人は多数派です。

でも、変化を怖がることは後退することと一緒です。

100年以上続く日本の企業数は世界一です。

他国からの侵略がなかったからという理由もありますが、いちばん大きな理由は、日本人は「変化」に柔軟に対応できたからです。

「えっ?変わらなかったからじゃないの?矛盾しているよ!」

と言われそうですが、矛盾などしていないのです。

ある老舗のお菓子メーカーが原点の味を維持していくためにどうすると思いますか?

少しずつ時代に合せた味に変えていくのです。
なぜなら、時代によって人間の味覚が変わっていくからです。
その味覚に合わせて、昔ながらの味を維持していくためには、変わるしかないのです。

トヨタが機織り機からクルマに商品をシフトチェンジしました。
独自技術を残し、進化させ、企業を永続させるため、と捉えることもできます。

変わらない理念を持っていれば、変わることは恐くない

長年おつき合いが続く、名古屋めしの手羽先で有名な『世界の山ちゃん』。
その行動指針は「立派な変人たれ」です。

変人とはどういう人か。

・感謝できる素直な人。
・規律・礼儀を守れる人。
・笑顔で元気な人。
・変化を楽しむ人。
・挑戦する人。

この5項目を記した『変人パスポート』を社員全員が携帯しています。

立ち止まることは、後退することと一緒です。
感謝も、礼儀も、笑顔も消えてしまいます。
楽しむことも挑戦することもできません。

変化できれば、喜びと自信が生まれます。
未来から見れば、その変化は、「変わらなかった」ように見えます。

それは、「立派な変人たれ」のような、変わらない理念があるからです。
その理念があるから、時代に合わせて変化することを恐れないからです。

「ニューノーマル」と呼ばれるように、コロナ禍によって、ライフスタイルや働くことの価値観が変わってきました。
職場は必ずしも通勤するところではない。副業することは悪いことではないなど・・・。

人生100年時代。
自分の幸せな生き方が揺るぎないものであれば、変化することは歓迎すべきことです。

ある人が言っています。
「後ろ向きに歩くと、歩きにくいよ」