起業は、取り戻せる後悔とはスケールが違う
二つの選択肢があって、どちらかを選ぶとします。
そんな瞬間は多かれ少なかれ、日常の中で繰り返し訪れます。
昼食はラーメンかうどんか。
うどんを選んで後悔することがあります。
次の日ラーメンを食べたら、今日こそうどんが良かったということもあります。
でも、日常の中の選択肢は、後悔したとしても、取り返しがきくものです。
起業するかしないか――この選択肢は、日常というより、次の日常を作ることになる、人生の転機そのものです。
起業しなければ、今までの日常が続くことになりますが、起業は、今までの日常そのものを変えてしまいます。
取り返しがきかないものです。
起業の意志-リスク=プラス?マイナス?
起業の決断の分岐点は何か――。
自分の経験から言える結論は、絶対そのことを起業してまでやりたいという意志があるかどうかということです。
そして、様々なリスクを引き算して、その意志がプラスになっていればGO!ということです。
日常は変わります。
正直、大変です。
基本、誰も助けてくれません。
助けてくれる人が存在するのではなく、自分の本気が伝われば協力者として現れることを知ります。
生活は不規則です。
お金のリスクが常につきまといます。
人は自分の言う通り動いてくれません。
家族を巻き込みます・・・。
そんなリスクを越える本気の意志があるかどうかです。
意志があれば、たとえ失敗したとしても、道を拓くことはできるはず。
道が拓かれれば、人生において、失敗は失敗にはなりません。成功につながります。
あなたは、10年後に起業しなかったことを後悔しますか?
もうひとつ。
毎日そのことをしていても飽きない。
つまり、絶対そのことが好きかどうか。
これも大事です。
むしろ、この好きがあるからこそ、起業の意志が生まれてくるものです。
10年後、20年後、起業しなかったことを後悔するかどうか、想像してみましょう。
起業は世のため、人のため。
それが自分にはね返って幸せをつかむことができるものです。
あなたは、起業しますか?しませんか?
どちらであっても、あなたの納得の範囲でのみ選択は可能です。
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