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コロナ禍でダメ押し。世の中は不安だらけ!?
今の世の中は混とんとしていて、不安になりませんか?
消費税の引き上げや米中の経済戦争によって、経済危機が訪れ、コロナ禍がその速度を上げるとともに、命の危険、人間関係の危機を身近に感じる時代になってきました。
それに伴い、体だけではなく、精神的にもストレスを抱えこんでしまいがちです。
煽るわけではありませんが、これからの人生を考えた時に、この状態を一度直視し、将来に向けた幸福度を高めるために、不安を取り除き、ストレスフリーな生き方にチェンジしておく必要がありそうです。
その、ストレスを抱えず、幸福度の高い人生を生きるための手助けになる方法があります。
「ライフラインチャート」の活用です。
今までの喜怒哀楽を、チャートに解放してあげよう。
あなたは、「ライフラインチャート」をご存知ですか?
自分の今までの人生(ライフ)の移り変わりを線グラフ(ライン)で表した図(チャート)のことです。
最初にチャートを用意するのですが・・・。
・まずは横線を引きます。左端を0歳。右に行くごとに目盛りを刻んでいきます。5歳ぐらいが適当でしょうか。
・タテ線は幸福度を表します。幸福度がプラスの領域が横線の上の部分、幸福度がマイナスの領域が横線の下の部分です。幸福度のメモリは3段階にしておきましょう。
さあ、準備ができました。
あなたの小さな頃からの記憶をたどりながら、現在までの人生を曲線でなぞってみましょう。
まずは、過去から現在までの出来事で、幸福と感じた出来事、不幸と感じた出来事をキーワードにして、別の紙に書いてみてください。
たとえば、
【10歳の頃】
・ピアノコンクールで入賞。嬉しかった。
【高校の時】
失恋してしばらく寝込んだ。
【就職】
念願の会社に就職(!(^^)!)
【転職】
上司と気が合わず転職((>_<))・・・というように。
あんまり考え込まないでくださいね。当時を思い出して、感じたままにキーワードにしてみてください。
・感じたままというのは、その出来事によって自分が幸せだったか不幸だったか、その度合いはどうだったかということです。
・それを基準に出来事を選定し、浮かんだキーワードを表現すればいいのです。
・書き終わったら、それを準備したチャートの横軸の年齢とタテ軸の幸福度の交わった部分に点を置き、そばにキーワードを書いてみてください。
・そして、左から点を一筆書きで結んでいけば、曲線の「ライフラインチャート」が完成するというわけです。
これからの人生をストレスフリーで幸せに生きるために・・・。
この「ライフラインチャート」は、あなただけが歩んできた人生です。
チャートを前にすると、懐かしさ、悔しさがこみあげてくるから不思議なものです。
私も、知人に奨められてチャートを作ってから、今まで合計3回作ってみました。(大枠は変わりませんでしたが、時と共に過去に対する捉え方が変わってくるものです。時々は棚卸をしてみるのもいいでしょう)
さて、このライフラインチャートは何のためにあると思いますか?
冒頭に書いたように、ストレスフリーになって幸福度の高い人生を送るためです。
チャートを見てみると、山と谷があります。
山の時は幸福だったのに、その翌年はどん底の谷に落ちたということもあるでしょう。
不遇のどん底で苦しんだけれど、ある出来事によって、あるいはある人との出会いによって一挙に幸福の領域に達したということもあるでしょう。
この山から谷、谷から山への曲線に注目してください。
人生曲線の上から下への線は失意への曲線、下から上への線は成功への曲線です。
なぜそうなったのか、細かくはどんなことがあったのか、どんな気分だったのか、その当時にタイムスリップしてみるのです。
そして、あなたの生き方や価値観、何が自分を動かすのかを知るのです。
自己分析です。
たとえば、受験に失敗した。1年後に再チャレンジして合格した。1年間〇〇したことが成功の要因だった。私は逆境に強いタイプのようだ、というように・・・。
そうすれば、今コロナ禍によって会社は大変だけど、この逆境を乗り越えられる自分がいると思うことができます。
ひとりだと、そのチャートを見も気づかない部分があるかもしれません。
気の置けない知人と複数で、チャートを見ながら感じたことを言い合うといいですよ。今まで気づかなかった自分の強みや価値観が見えてくるものです。
三人寄れば文殊の知恵です。
あなたのプロフィールとキャッチフレーズが手に入る。
さて、ここでふたつお奨めしたいことがあります。
・ひとつは、あなたのプロフィールを作ってみること。
・ひとつは、あなたのキャッチフレーズを作ってみること。
このふたつです。
まずひとつ目。
・ビジネス書の巻末を開くと、著者のプロフィールが載っていますね。あれです。
・自分がどんな人物で、人生にこんな山と谷があって今の自分がいるという書き方をしているプロフィールが多いことが分かります。
・「ああ、こんな人だから、こんな本が描けるんだ。読んでみよう」となるわけです。
自分を説明するプロフィールがあったら、生きやすくありませんか?
類は友を呼ますし、その存在感は人を引き寄せるはずです。
ふたつ目。
・これも、ビジネス書の表紙が参考になります。
・著者の肩書を見てみてください。内科医とか、会社名+社長という本も多いですが、
・〇〇メンタルアドバイザー、◇◇診断士など、〇〇や◇◇に入る言葉が、その人を著すキャッチフレーズだったりします。
私の場合は、起業本に関しては、
「人生100年時代をサバイバルする起業アドバイザー」としています。
エレベータトークと言いますが、エレベータに乗っている短い時間内に自己紹介し、相手の記憶に残してもらうためには、キャッチフレーズが必要です。
「ライフラインチャート」のワークをすることによって、プロフィールとキャッチフレーズのふたつを獲得することができます、
これが、あなたのこれからの存在感を示す名刺です。
これがあれば、ずいぶん今の不安から脱出でき、ストレスフリーになることが可能です。
最悪の時は最高を目指そう。最高の時は最悪に備えよう。
難しいワークではありませんので、気軽に取り組んでみてください。
「ライフラインチャート」でネット検索すれば、関連の情報がたくさん出てきます。
実務的なチャート情報も出てきますので、手掛けやすいものを応用してみたらどうでしょうか。
もうひとつつけ加えますと・・・。チャート図の現在から右側を空白にしておき、将来の予測点を記入していき、曲線で結んでみたらどうでしょうか。
・カンタンです。〇〇の時点でこうなっていたいということを満足領域の高いところに点とともに書いておくのです。
・そして逆算し、それまでにこんなことがあるだろうと、予測点とキーワードを書いておくのです。
・それを心の糧にしてみたらどうでしょうか?
最後に、あなたへのアドバイス。
「最悪の時は最高を目指そう。最良の時は最悪に備えよう」
自分の人生と長く、仲良くつき合っていくには、この法則がとても大事です。
・人生の曲線のアップダウンに左右されないことです。
・そのためにはゆとりを持つことです。
・ゆとりをもつなら、今の不安を取り除くことです。
そのための「ライフラインチャート」なのですから。
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