キムタクの言葉に『事前準備』の大切さを見た

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起業を考えているあなたへ。「恐れたら起業はしないことだ」

今から5年前。
テレビドラマ『A LIFE~愛しき人』とおテレビドラマがありました。
その第1話の中で、木村拓哉氏演じる主人公の外科医が言った言葉が心に残っています。

セリフはそのままではないのですが、内容は以下のようなものでした。

「困難と言われる手術を何故恐れないかって?・・・僕だって恐いさ。でもね。事前にどんな手術を施すのか。そのためには何を用意すればいいのか。リスクは何か。そのリスクへの対処法は何か。何度も何度も考えて確認して、恐れのない状態にするんだ」

そして、こう結論づけます。

「恐れたら手術はしないことだ」

長年人材採用の仕事をしてきた自分、経営をしてきた自分にとっても、身につまされる話でした。

そのお客様の悩みは何か。その悩みを解決するために人材の採用は本当に必要なのか。どんな人を採用し、どのポジションでどんな仕事をさせると課題は解決するのか。それにはどれぐらいの期間を見るのか。採用までと採用後のリスクは何か。そのリスクへの対処法は何か――事前にどれだけ準備できるかがポイントです。

でも、外科医の手術はその手術1回がとても大事になってきますが、私たちの仕事は、お客様の人材採用を支援すること。会社にメスを入れるのは、お客様ご自身です。

つまり、手術1回が大事になってくる主人公はお客様なのです。

自分以外に人生にメスを入れる存在はいるのか?

リスクはお客様が背負っています。

だから、私たちは、いかにお客様の側にいてお客様の外科手術がうまくいくようにお手伝いするか――それが一番の仕事だと、ある時から思うようになりました。

サラリーマンの頃はそんなことを考えたことはありませんでした。
考えるようになったのは、30歳で経営者になってから。
それが「ある時」でした。

なぜ経営者になってから気づいたのか?
それは、自分自身が会社にメスを入れる立場になったからです。

それではサラリーマンはメスを入れることはできないのでしょうか?
そんなことはありません。
自分の人生の経営者は自分自身です。

自分の人生にメスを入れるのは自分自身なのです。

思うような経営をしていくために、自分の人生を幸せに歩んでいくために、『事前準備』は大事にしたいものです。

そして、あなたがいま起業を考えているなら、この『事前準備』がモノを言います。

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