事業承継。あなたが【ウサギタイプ】なら、会社のノウハウを自分のために使う!?

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6月18日に出版した事業承継のニューノーマル本「愛の会社エグジット」。
その中の第5章の「あなたはライオンタイプ?それともエンジェルタイプ? タイプ別診断とエグジット事例紹介」の中から、「ウサギタイプ」をご紹介します。

ウサギタイプ/ひとつの道を歩き続け、家族と一緒にワクワク体験をする

●旅行会社→会社エグジット後、家族と旅行ざんまい(予定)

◇お客様のための旅行事業から、自分のための旅行の人生に

三重県で小規模の旅行会社を家族経営してきた2代目社長Rさんは、初代の父親から会社を承継してから順調に会社を成長させ、三重県内の取引先をさらに増やし、愛知県においても顧客拡大を図ろうと考えていました。

その時のRさんの年齢は50代の前半。健康不安もなく、ずっと前線で頑張れそうでした。

とはいうものの、事業の販路拡大を図るために経験豊富な人材が必要になってきました。家族経営だけではやっていけない規模に成長してきたからです。

それから縁あって、1年も経たずに愛知在住の求める人材が入社してくれました。

Rさんは、この時がチャンスと名古屋に営業所を設け、採用した人材を所長に抜擢しました・・・それから5年。採用した人は事業のほとんどを任せられる幹部にまで育ってきています。

そんな中、コロナ禍がやってきました。

旅行業自体が業績が落ち込む中、Rさんの会社も大変な状況であることに変わりはありませんが、顧客との強いつながりがあるため、業界の中では健闘している方です。

Rさんは、最近、その幹部を後継者にしようかと考え始めています。それがいつ実現するか、果たしてその幹部が会社を引き継ぐかどうかは未定ですが、Rさんは第三者に事業承継する意思だけは固めているようです。

事業承継した後の人生を、Rさんはどう考えているのかを聞いてみました。

「10年以内に彼に事業承継しようと考えています。その後どうするかはまだはっきりとは決めていませんが、家族と一緒に好きなところに旅行三昧しようと思っています。第三者の旅行にずっと携わってきたわけですからね。会社エグジットした後は、自分たちが行きたいところに自由に旅行する。それがいちばんワクワクすることですから」

家族思いのRさんの会社エグジットは、将来のワクワクを見据えながら進みそうです。

<着目ポイント>

Rさんのように、今まで好きで続けてきた事業のノウハウを、会社エグジット後に自分のために使うというのは、とてもワクワクする計画です。飲食業の経験がある方なら、世界食べ歩きの旅なども楽しそうです。

さて、幹部社員を事業承継者にするために留意しておきたいことは次の2点です。

・社長であるあなたの個人保証を外すことで、幹部の重荷を下ろしてあげることができます。中小企業庁と金融庁、日本商工会議所、全国銀行協会による「経営者保証ガイドライン」を活用すれば、いくつかの条件はありますが、社長の個人保証を外したり、個人保証なしでの借り入れが可能になります。

・銀行と相談したり、会社エグジット自体の工夫をすることで、幹部が株を引き受ける負担を減らす方法があります。顧問税理士に相談してみてください。

チャート式診断テストで、あなたの【エグジットタイプ】を見てみよう

本書「愛の会社エグジット」の第5章の最初には、「愛の会社エグジット後のあなたの人生は何タイプ?」(99ページ目)というチェックシートをつけています。

そのチェックシートによると、「ウサギタイプ」は、次のようになります。

会社と自分の生活、どちらを重視?→自分の生活

好きな趣味の時間、もっと欲しい→NO

借金はイヤだ→YES

変化は苦手→NO

ウサギタイプ→ひとつの道を歩き続け、家族と一緒にワクワク体験をする

チェックシートをなぞると、そうなります。

他にも、ライオンタイプ、ペガサスタイプ、エンジェルタイプ、チンパンジータイプ、パンダタイプ、イノシシタイプの6つのタイプがあります。

あなたも、どのタイプか、本書のチェックシートでトライしてみませんか?

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