6月18日に出版した事業承継のニューノーマル本「愛の会社エグジット」。その中の第5章の「あなたはライオンタイプ?それともエンジェルタイプ? タイプ別診断とエグジット事例紹介」の中から、「チンパンジータイプ」をご紹介します。
チンパンジータイプ/南の島で、趣味を中心とした自由な生活をエンジョイ
●ビル・直営店経営→会社エグジット後、南の島で職住快適ライフ
◇会社はすっきりエグジットし、理想の生活を手に入れた。
北陸地方の一等地にビルを持ち、そのテナント収入と直営店収入で長年暮らしてきたLさんは、3代目の社長。長きに渡り安定成長してきた会社でした。
しかし、彼女はある悩みを抱えていました。
所有するビルが古くなり、数年後には改修しなければなりません。
大きな工事資金が必要になり、果たしてその後、果たしてテナントが充足するかどうかは定かではありません。
「今が、ビルと会社を手放す時期かもしれない」
彼女は、会社エグジットを決意しました。
家族経営で成り立ってきた会社ですが、事業承継する後継者がいなかったこともありました。仮にいたとしても、将来の目途がつかない現状では、渡すにも渡せない状況と捉えていたようです。
また、Lさんには夢がありました。
それは、南の島にビルを購入し、不動産収入を得ながら、のんびり生活をしたいというものでした。その願望は、時を重ねるごとに強くなっていったようです。
彼女は、取締役会の了承を得、会社をエグジットすることにしました。
そして、親しくしていた仲介業者に売却先を探してもらい、1年後、会社エグジットが成立したのです。
長年にわたって安定経営をしてきたこと、利便性が高い立地だったこと、直営店の経営がうまくいっていることが評価され、Lさんにとっても、満足のいく売却額に落ち着いたようです。
南の島での職住接近、快適ライフの夢が叶ッたのです。
<着目ポイント>
Lさんの場合は、仲介業者をはさんで会社エグジットを進めました。
そこで一番気をつけたことは、成約するまでは周りに情報が漏れないようにしたこと。
長年経営してきた分、取引先や銀行からは大きな信用を得ています。
もし、途中で情報が漏れてしまったら、「あの会社、大丈夫?」と悪い噂が広がり、信用不安を与えてしまう可能性があります。
それによって、売却先候補との交渉が決裂することもあり得ます。
あなたが会社エグジットをする場合、Lさんのように、仲介業者と守秘義務契約を結び、必要な関係者以外には、決まるまでは一切口外しないことです。
チャート式診断テストで、あなたの【エグジットタイプ】を見てみよう
本書「愛の会社エグジット」の第5章の最初には、「愛の会社エグジット後のあなたの人生は何タイプ?」(99ページ目)というチェックシートをつけています。
そのチェックシートによると、「チンパンジータイプ」は、次のようになります。
会社と自分の生活、どちらを重視?→自分の生活
↓
好きな趣味の時間、もっと欲しい→YES
↓
あなたはアウトドア派?→YES
↓
チンパンジータイプ→南の島で、趣味を中心とした自由な生活をエンジョイしたい
チェックシートをなぞると、そうなります。
他にも、ライオンタイプ、ペガサスタイプ、エンジェルタイプ、パンダタイプ、イノシシタイプ、ウサギタイプの6つのタイプがあります。
あなたも、どのタイプか、本書のチェックシートでトライしてみませんか?
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